[SDGsな取り組み40]08 身障者が運転できる車を タイヤランド沖縄
2023/04/0108 身障者が運転できる車を タイヤランド沖縄
屋根に車イスを収納する電動リフトを設置した車
高里健作代表
福祉車両専門店の「タイヤランド沖縄」(宜野湾市)。高里健作代表は、「障がいがあっても、運転して自由に移動できるようサポートしたい」と意気込む。
同社は、既存の車を福祉車両に改造し販売するほか、福祉車両の修理、販売、レンタカーの貸し出しなど、さまざまな業務を行う。
「障がいがあるから運転は無理とあきらめないで」と高里さん。補助装置の設置で、半身まひで片側の手足が使えない場合は逆側の手足で、両足が使えない場合は両手のみでの運転が可能になるという。「運転できるか不安」という場合は、同社の運転力測定器を使うと脚力や握力など自動車の操作力を判定できる。
同社では、乗り降りがスムーズになる回転シートや座ったまま車いすを収納できるリフト、左足で操作できる左アクセルなど、多用な補助装置を扱う。福祉先進国でデザイン性が高い欧米の車両や部品をそろえているのも魅力だ。
「運転ができると行動範囲が広がり、社会参加へつながる。自分仕様にカスタマイズした好きな車で出かけませんか」と呼びかける。
タイヤランド沖縄
宜野湾市大山1-1-15
電話=098・898・5732
[関連記事](株)タイムス住宅新聞社 創立40周年特別号