[SDGsな取り組み40]07 多様性のある組織をつくる (株)福地組
2023/04/0107 多様性のある組織をつくる (株)福地組
福地組は女性の現場代理人も4人いる
建設業界はいまだ男社会。「会社の将来を考えると、さまざまな人が活躍できる『組織の多様性』は必須。その一つが、女性が働きやすい環境を整えることだった」と(株)福地組の福地一仁社長。
同社は以前からインテリアコーディネーターや設計部門に女性が多く、「女性が活躍する企業」というイメージは根付いていた。そこに「裏付けも必要」と2020年、厚生労働省から女性活躍推進企業として『えるぼし』の認定を受けた。
ここ数年は、現場監督などを志望する女性社員も増えた。「配慮しているつもりでも足りない部分は絶対に出てくる。そこは『どんどん声を上げてもらって、一緒に改善しよう』と話している」
さらに今年、インドネシアの女性を採用する。「宗教やライフスタイルを踏まえ、お祈りスペースの確保やシフトの調整なども考えている。向こうは建築BIM(設計図面の3次元化)などが日本より進んでいるので、リードしてほしい」
性別や国を問わず、誰もが活躍できる組織づくりを進めている。
ベテランから若手まで、幅広い層の女性社員が働いている
(株)福地組
嘉手納町水釜112
電話=098・956・1437
[関連記事](株)タイムス住宅新聞社 創立40周年特別号