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[SDGsな取り組み40]11 沿道の街路樹 管理をDX化 沖縄県緑化種苗協同組合

2023/04/01

株式会社 タイムス住宅新聞社

11 沿道の街路樹 管理をDX化 沖縄県緑化種苗協同組合

(写図説明)Karahaiの画面の例。緑の印は樹木の位置を示しており、その中の色(オレンジなど)は樹木の健全度を示す
Karahaiの画面の例。緑の印は樹木の位置を示しており、その中の色(オレンジなど)は樹木の健全度を示す

造園業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)化の取り組みの一つが、街路樹など道路植栽の維持管理を効率化するシステム「Karahai」(カラハーイ)。沖縄県緑化種苗協同組合が造園業者と一緒に開発したもので、街路樹の場所や樹種、樹木の状態(健全度)などの情報を一元管理することができる。成長し過ぎた木や枯れた木の植え替えなども提案しやすくなり、道路景観の向上にも役立つ。

また、どの業者がどんな木を生産しているかなど在庫情報も共有しており、樹木が必要な時の対応もスムーズ。さらに、道路除草作業の報告書も統一され、データとして蓄積されていくため、管理する業者が変わった場合でも作業のタイミングや方法など適切な維持管理を引き継いでいける。


沖縄県緑化種苗協同組合
西原町字小波津357-1
電話=098・946・0840


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