[創立40周年記念 企業インタビュー・私たちの創意工夫]株式会社 福地組 福地一仁 代表取締役社長
2023/04/01
タイムス住宅新聞社で発行している媒体「週刊タイムス住宅新聞」「週刊ほ~むぷらざ」に関わる企業のトップやキーマンに、自社の強みや今後の展望、SDGsへの取り組みなどを聞いた。
持続可能なまちづくり
-SDGsへの取り組みは
省エネ木造住宅「ココウチ」の提供や、リノベーション事業に力を入れています。
ココウチは「沖縄の家はジメジメするのが当たり前」という常識を変えたくて提供を始めました。外断熱・高気密・二重通気などを組み合わせて使用電力を削減しつつ、年中サラッと心地よい空間を保ちます。
そこに太陽光発電システムを加えると「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)」になります。2025年までに当社が供給する一戸建て住宅の過半数をZEHにすることを目標としています。
リノベーション事業に関しては昨年、新会社「リノベース」を設立して事業を広げています。リノベは同規模の新築と比べて、コンクリート生成、解体時のCO2の排出量を大幅に削減できることが確認されています。ストックの活用は、空き家・空きビル問題の解消にもなります。
-今年70周年を迎えた。今後の取り組みは
個性的な沖縄の街並みは、ゆっくり時間をかけて熟成された貴重な資産です。それを残し、活(い)かし、新たな価値を加えるプロジェクトを始めました。
那覇市東町でのビルのリノベーション事業です。6階建ての商業ビルで、下の階はスナックが数件入っていますが、上の階は空き店舗になっています。空いているフロアをサテライトオフィスにして、昼はワーケーション利用をしていただき、そのまま下で一杯、というような人の流れをつくれないかと思っています。
また、ココウチによるスマートタウンも構想中です。各住戸で創エネし、留守にする昼間はエリア内の商業施設や病院に売電するなど、街全体で効率的に電力を使う仕組みを考えています。
建築業のベースはまちづくり。持続可能な社会を実現するために、ここにはどんな建築が必要なのか考えながら事業を進めていきます。
嘉手納町字水釜112
電話=098・956・1437
[関連記事](株)タイムス住宅新聞社 創立40周年特別号
株式会社 福地組 福地一仁 代表取締役社長
持続可能なまちづくり
-SDGsへの取り組みは
省エネ木造住宅「ココウチ」の提供や、リノベーション事業に力を入れています。
ココウチは「沖縄の家はジメジメするのが当たり前」という常識を変えたくて提供を始めました。外断熱・高気密・二重通気などを組み合わせて使用電力を削減しつつ、年中サラッと心地よい空間を保ちます。
そこに太陽光発電システムを加えると「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)」になります。2025年までに当社が供給する一戸建て住宅の過半数をZEHにすることを目標としています。
リノベーション事業に関しては昨年、新会社「リノベース」を設立して事業を広げています。リノベは同規模の新築と比べて、コンクリート生成、解体時のCO2の排出量を大幅に削減できることが確認されています。ストックの活用は、空き家・空きビル問題の解消にもなります。
那覇市東町でリノベーションを行っている商業ビルの完成予定パース
-今年70周年を迎えた。今後の取り組みは
個性的な沖縄の街並みは、ゆっくり時間をかけて熟成された貴重な資産です。それを残し、活(い)かし、新たな価値を加えるプロジェクトを始めました。
那覇市東町でのビルのリノベーション事業です。6階建ての商業ビルで、下の階はスナックが数件入っていますが、上の階は空き店舗になっています。空いているフロアをサテライトオフィスにして、昼はワーケーション利用をしていただき、そのまま下で一杯、というような人の流れをつくれないかと思っています。
また、ココウチによるスマートタウンも構想中です。各住戸で創エネし、留守にする昼間はエリア内の商業施設や病院に売電するなど、街全体で効率的に電力を使う仕組みを考えています。
建築業のベースはまちづくり。持続可能な社会を実現するために、ここにはどんな建築が必要なのか考えながら事業を進めていきます。
嘉手納町字水釜112
電話=098・956・1437
[関連記事](株)タイムス住宅新聞社 創立40周年特別号