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[創立40周年記念 企業インタビュー・私たちの創意工夫]中部興産 株式会社 新垣貴雪 代表取締役社長

2023/04/01

株式会社 タイムス住宅新聞社

タイムス住宅新聞社で発行している媒体「週刊タイムス住宅新聞」「週刊ほ~むぷらざ」に関わる企業のトップやキーマンに、自社の強みや今後の展望、SDGsへの取り組みなどを聞いた。


 

中部興産 株式会社 新垣貴雪 代表取締役社長

中部興産 株式会社 新垣貴雪 代表取締役社長

体制整え 建物の価値向上

-賃貸業界の現状は?

県内の入居率は高く、空室が出てもすぐに埋まってしまう状況です。しかし、建設費の高騰で新築マンションなどの着工数が減っており、入居希望者に紹介できる物件数も少ないのが現状です。

当社が管理する物件の入居率も98%以上です。そのため、オーナーさまから預かった建物はもちろん、築年数のたった物件についてもリノベーションし、入居者さまに紹介しています。リノベーションの際には、IoT(モノのインターネット)化を展開するグループ会社と連携し、デザイン性に加え、機能的な設備を備えた物件の提案をしています。

相続対策に関するセミナーを定期的に開催している
相続対策に関するセミナーを定期的に開催している

-力を入れていることは?

組織体制を整えています。無駄な作業を徹底的に省くため、紙で管理していた物件の情報を完全にデータベース化しました。社内の情報共有を円滑にすることで、業務を省力化しつつ、社員のチームワークを高めることにもつながっています。

また、人事評価を刷新し、どこに自分の労力を集中すれば良い結果が得られるのかなど、社員それぞれが考えて、業務内容を設定。成果をしっかり給与に反映させることで、仕事の形骸化を防ぐとともに、社員のモチベーション向上につながればうれしい。

デジタル化と業務内容を絞り込むことで効率を上げ、オーナーさまや入居者さまの困り事にも素早く対応できる組織づくりをしています。


-今後の取り組みは?

一連の不動産契約がオンラインで完結できるなど、デジタル化は必須。当社も独自のアプリを開発し、顧客と情報を共有します。来店する手間を省きながら、多様なニーズにあったサービスを展開していく。

また、これまでの事業展開は賃貸物件の維持管理がメインでしたが、今後はニーズやトレンドを取り入れた改修も積極的に手掛け、建物の価値を最大限引き出せる問題解決集団であり続けたい。

沖縄市仲宗根町24-9(本店)
電話=098・937・5035
https://www.chubu-kosan.co.jp/





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