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[BACK TO THE タイムス住宅新聞]記事を生かすデザインに苦心 チームを意識

2021/03/12

週刊 タイムス住宅新聞

東川平綱木|入社14年


制作部で広告制作・編集紙面のデザインを担当しています。

記事面で主に携わっているのが、コーナーのタイトルカットや記事内に添える図表やイラストの作成。中でも苦労したのが、紙面に合うイラストを描けるよう、引き出しを増やすことでした。それまで手に取ったこともなかった住宅雑誌や女性誌を購入しては研究。最初は気恥ずかしさもありましたが、今では「anan」も堂々と見ています(笑)

また、建築や不動産など、全体的に堅い、難しいイメージのある紙面の印象をいかに和らげるか、目を留めてもらうかも、当時から心掛けていること。記者からは「もっと柔らかいイメージで」「水彩画っぽく」「漫画チックに」など要望されますが、どれも感覚的。それをカタチにできるよう、線の太さや濃淡、色、質感を工夫しては、ダメ出しをもらって…の繰り返しで。随分鍛えてもらいました(笑)。



2014年12月23日発行(1513号)

「配色・書体・配置・一貫性」が鍵

その一つが、2014年12月に発行した年末年始特別号に向けて描いたイラスト=上参照。「柔軟につくる」と題し、多様な住まいの選択肢を提案したこのページでは、1階にサロン、2階は賃貸アパート、3・4階を自宅にするといった「職住近接型」の住まいを描きました。料理をしたり、くつろいだり、仕事をしたり…。4階建てで、階ごとに機能が異なることや、そこで繰り広げられる暮らしのイメージを具体化。限られたスペースで、どう分かりやすく伝えるかに苦心しました。加えて、「柔軟につくる」のテーマデザインや、記事で使う見出しの書体選びも含めて調整。そのかいあって、まとまりのある紙面になったかなと思っています。
 

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