【情報】若狭小学校区 地域の防犯・防災を考える|父母や企業 垣根越え語り合う
2017/04/28自治会やPTAだけでなく若狭小学校区全体で地域防災や防犯についてディスカッションしようと2017年4月20日、那覇市の若狭公民館で「地域でしゃべり場」が開かれた。
第一部では、小学校区の自治会長や地元スーパーの店長、若狭小学校の校長など校区に関係のある人々が顔を合わせ、それぞれ街づくりのために取り組んでいることなどを語り合った。
若狭2丁目の自治会長・上原廣保さんは、地域の人々による登下校時の見守りについて報告。「朝の散歩や、庭の水やりをしながらで良いので見守りをしてください、とお願いしている」と話す。若狭公民館の宮城潤館長は「常時、見守りの方がいてくれるから安心だ。自治会の呼びかけが奏功している」と語った。
マックスバリュ若狭店の知念究店長は「未成年に酒・タバコを販売しないよう、声かけを徹底している」と話す。周囲の店舗で協力し、互いの若いスタッフを抜き打ちで店に行かせて声かけをしているかチェックするなどの取り組みを説明した。
第二部は、参加者全体で防犯・防災のために、できそうなことの具体案を出し合った。
多かったのが、SNSの活用。無料通信アプリLINE(ライン)で、不審者情報や地元のイベント情報を流すという案があったほか、地域のビルに具体的な津波の高さを表示し危機意識を高めるなどの案が挙がった。
第一部では若狭小学校区の関係者が防犯や防災について語った。
第二部は参加者が、それぞれできることを話し合った。
週刊タイムス住宅新聞「リビング通信」2017年4月28日掲載